やっぱり居た鹿…

今日も一撃離脱の猟

鹿が居た場所

先日センサーカメラで捉えた鹿が休憩していた場所に日の出直後に行ってみると…居ない(T-T)しかし「まだ周囲に居るかも?」と思い忍び足で進みます。かなり草木が生い茂ってきており草を静かに手で避けながら進むと視界が開ける場所に着きました。何気なく横を見ると「ガサッ」と音がしました!!なんと鹿と鉢合わせです。反射的に「ウオッ」と驚きの声が漏れて、鹿も反転し逃げ出したと思った直後…鹿の動きが止まりました。

初めて銃の照準に入る

ついにチャンス到来!鹿との距離は20メートル位です。「この距離なら当たる!」大きな音を出さないように静かに弾丸を装填します。目線は鹿を捉えたまま鹿の様子を見ると、立木に体の大部分を隠し顔だけ出してこちらの様子を見ています。「標的面積の小さい首と顔しか撃てない」という状況ですがこの距離なら当てられる自信がありました。静かに銃を構え引き金を絞ろうとした瞬間…鹿の姿が消えた…「ピィー」と警戒音を発して薮を駆け上がっていく音が聞こえました。

惜しいけど安全第一

斜面の薮の隙間から尻の白い毛がチラチラと見えましたが藪が濃くて追跡は諦めました。しかし鹿はしばらくの時間その周囲で鳴いていました。下の動画はまさにその直後の様子です。

鹿はメスで珍しく単独で行動していたようです、逃げ込んだ後に、鳴き声が2箇所から聞こえたので近くにも別の個体がいた可能性は高いです。今日は「撃てる鹿」との遭遇だったので惜しい気持ちはありますが、鉢合わせという珍しい状況だっので装填が間に合わなかったです。最初から装填しているのもアリかもしれないですが安全面を考えれば怖いです。過去に装填中に枝につまずき転倒して、あわや暴発という経験から私は獲物を見つけてから装填するようにしています。やはり安全に勝るものはないです。

今日の気付き

  • 鹿を見ても大きな音を立てず、最小限の小さな動きで行動すれば鹿は逃げない
  • 鹿は逃げる際に必ず立ち止まる。この瞬間が最大の射撃チャンスであり、その瞬間までに装填を完了させておく事が必須である。
  • 今までに無い20メートルという距離まで鹿に忍び寄れた。
  • 装填、照準まで時間が掛かり過ぎる。獲物を発見後、反射的レベルで射撃準備が出来るように自宅での反復練習が必要。
  • 自動銃の特性上、装填時に大きな音が出るので獲物に勘づかれる(逃げられる)いかに静かに素早く装填出来るかがポイント

自動銃の装填

通常の装填方法。ガシャーン!!と音が鳴っています。続いて指で押さえながら静かに装填。音は静かだが装填不良となるケースもあるので注意。

「1人では獲れない」と言われた単独猟

銃所持許可当初から「初心者が1人で獲るのは無理」と言われ続けた単独での獲物の捕獲ですが最近になり「イケる!」と確信を感じるようになりました。通常ならどこかの猟隊に所属させてもらい先輩猟師に教えを乞いながらスキルアップを重ね猟果を上げていくのが王道だと思います。初心者の私に気を遣って下さり猟隊に参加しないか?と優しい声を掛けてくださる方もおりました。ですが私はシフト制の仕事なので土日をメインに猟を行う方々とはスケジュールが合わないのです。

完全独学でスタート。

私に残された手段は一つ…「1人でやるしかない」昨年は罠猟の方に集中し銃猟の方はカルガモを撃つ程度だった。昨年中期から今年にかけて罠猟で一定の成果を出す事が出来るようになり罠猟における基本は学んだつもりだ。残すは「銃猟」…昨年から罠の点検も兼ねて昼間からシカ探しを幾度となく行ったが昼間に発見する事は一度もなかった。場所や時間帯も研究し最近になり、ようやく「自分だけが知るシカの居場所」を見つける事が出来た。夜勤専属という自分の生活スタイルの中で出来るだけ睡眠時間を削る事なく自分だけの猟の方法をずっと探していた。早朝の短時間だけに的を絞る、この一撃離脱型の方法は獲物が居ない事も多いが短時間ゆえに集中力を発揮出来るし、早ければ30分程度でその日の猟は終了となる。昼間の時間帯に3時間掛けて山歩きをして鹿を探した事は何回もあるが目撃無しだった。それに比べてこの方法に切り替えてから3、4回に一回は鹿と遭遇している。非常に合理的な方法で自分の生活スタイルを壊す事なく体への負担も少ない。

完全独学で始めた単独猟。幾度となく単身で入山し試行錯誤を重ね、無駄な事も沢山した。結果残ったものだけが知識や技術となり、一歩ずつ獲物捕獲に向けて距離を縮めている…課題は多いがもう少しで初の獲物が獲れそうな予感がしている。

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