疥癬症 野生鳥獣

疥癬症に感染したタヌキの駆除

今日は朝から市の職員の同行の下で疥癬症にタヌキが出没するという住宅街に行きました。早速現場を到着するといきなり幼いタヌキを発見!疥癬症に感染してる影響でしょうが、タヌキは我々を恐れる様子もなく虚ろな表情で周囲を彷徨いやがて姿を消しました…

疥癬症とは?

  • ヒゼンダニというダニによってひどい皮膚病がおこる病気
  • 疥癬症に感染した野生タヌキは毛が抜け落ち、象の様な皮膚になり、衰弱して最悪、死亡します。
  • 感染した動物との接触や、感染した動物と行動圏が重なることで、感染します。もちろんペットにも
トウモロコシをエサに箱罠を設置

被害宅の住人によると夜な夜な物音や動物の活動音がするという事で住人自ら調査をしたところ、毛の生えてないタヌキの群れが住宅の裏庭に出没しており、糞による悪臭も酷く市役所にご一報という流れになったそうです。

疥癬症になったタヌキは自力で餌を探す能力も低下し箱罠で簡単に捕獲出来るとの事。しかしさっきの小さなタヌキまで捕獲して殺処分するという事は正直、気が進むことではないです…「でもペットにも感染のリスクがあるし蔓延させるわけにはいかない!」自分に言い聞かせるようにして、捕獲後の流れを住人と確認しこの場を去りました。

その後、ククリ罠の点検で…

イノシシが罠に掛かり暴れた跡

いつもの猟場で毎日のククリ罠の点検です…山の斜面が荒れている。「獲物が掛かった!」胸に緊張感が湧き起こりましたが直ぐ収まりました…

獲物がいない!

斜面の荒れ模様を見るとイノシシがククリ罠に掛かったのは一目瞭然でした。ククリ罠のワイヤーは見えるのにイノシシが居ない…考えられる事は1つ。「脚を引きちぎって逃げた」…

塩ビ管の先のスプリングにはイノシシのヒヅメ部分が確認出来ます。※あえて脚の断面が見えないように撮影しました。

現場確認に行くと予想通り、ワイヤーに括られたイノシシの脚だけが放置されておりました。夏場の暑さも伴い銀蝿がビッシリと群がっています。状態を確認すると今まで捕獲したイノシシを凌駕する大きな脚に驚くと同時に罠はしっかりと足首部分に掛かっておりました。その上部から引きちぎったように肉の繊維が垂れ下がっております。

狩猟免許取得時のハードルは低い罠猟だが現実は残酷や危険な場面もあります。点検、止め刺しも含め他力本願でなく自分で責任を持てる事が必須条件

罠猟においてこのような事態が起こり得るのは承知済みなので、「俺にもそのような時が来たか」と思いつつ、ヒズメの大きさから推測する私にとって過去最大のイノシシが掛かったようです。もし罠に掛かっていた状態で対峙していたとしても私が無事に捕獲出来た保証はありません。ちなみにこの罠は6/22の投稿で設置したククリ罠ですhttps://www.ibushidou.com/?p=2912

銀蝿が群がる脚から罠を外し山中に脚だけ埋葬した。このイノシシは3本脚で生きていけるだろうか?人間を恨むのは当然だろうな?とか朝のタヌキといい複雑な思いが胸に浮かんだ…狩猟や有害駆除に従事する以上は永遠に付き纏う悩みだがそんな事を考えてしまう一日だった。でも私は猟を続ける。

疥癬症 野生鳥獣” への2件のフィードバック

  1. 因島のトラ says

    取り逃がしたイノシシは大きいですね。
    見回りに行って足が切れて、逆襲されなかったことを、良しとしてください。
    ワイヤーを木にくくる場所を、1~1.5mぐらい上にしてみてください。
    イノシシが引っ張ると、上に向く力が働くので、足が切れにくくなります。

    Reply
    1. nikko-smoke-momiji says

      因島のトラさん
      アドバイスありがとうございます!このブログやってて初めてコメントを頂けました。嬉しいです

      Reply

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